
今日は海のギャングこと『ウツボ』を紹介するよ!

俺食べられるから逃げるわー

そうだね、カサゴン達がいる場所では生態系の頂点だからね。
ウツボってどんな魚?

生息域
温暖な地域の岩礁やテトラポッドなどに生息しています
基本的に巣穴から動かず、獲物を待ち伏せしますが、夜になるとエサを探しに行くこともあります
どんな性格?
近づかなければ大人しいウツボですが、テリトリーに入ると大きな敵でも口を開けて威嚇し、それでも去らなければ咬みつきます

漁師の方で、素潜り中ちょっかいを出したらずっと追いかけられたって言ってたよ

こわやこわや
変わった特徴
ウツボには珍しくおもしろい特徴があります
口の中から口?
なんとウツボには口の中に咽頭顎と呼ばれるもう一つの口が存在します
この口は捕まえた獲物を食道まで進める役割を持っています

エイリアンか!!怖すぎるやろ!
皮膚呼吸
鰓呼吸のほかに表皮が湿っていれば皮膚呼吸ができるんです
それによって30分は水中から出ても活動可能になります
仲良しのお友達
海のギャングと呼ばれるウツボは、魚類や甲殻類を主に捕食し、生態系の頂点に君臨しますが、仲の良いお友達もいます
エビと相利共生関係
お互い一緒にいて利益があることを相利共生といいます
ウツボとエビは相利共生の関係にあたります
ウツボにとって小さなエビは口や体の寄生虫を掃除してもらい、健康維持のメリットがあります

お口の中まで掃除してるけど、食べられることは無いみたいだよ
エビにとってウツボはお食事処でもあり、天敵から身を守ってもらうというメリットがあります

ウツボさんがおると怖くて近寄れへんねん
また伊勢エビの天敵であるタコを捕食するので伊勢エビとも仲良しです
以上が生態です。次は食べ方を紹介します
ウツボの捌き方
ウツボは水中から出ても凶暴なので取り扱いには充分ご注意ください
ウツボを大人しくさせる
用意するものは
塩と蓋付きのバケツ

バケツの中にウツボの体が白くコーティングされるくらいの塩を入れてその中にウツボを投入します
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今回はこのような仕掛けに魚の切り身を入れて捕獲しました
素手で触らず、仕掛けから直接バケツへ投入しました
5分もしないうちにウツボは大人しくなります
ウツボを開く

このように塩が付いた状態の方が滑ることなく目打ちもせずに捌くことができました
捌き方はコチラを参考に
おすすめの食べ方

この状態にして塩を洗い流してから、5%くらいの塩水で数時間漬け込みます

コチラを1日程しっかり干します

持ち上げても曲がらない状態まで乾燥させたら、細長く切っていきます

フライパンに油を入れ炒めたら完成!
細めに切りカリカリ炒めてあるので小骨も気にせず食べれます
ネットでも購入できるのでぜひ食べて見てください!
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