今回は腸炎ビブリオという食中毒についてのお話
夏は特に食中毒多いで気ぃつけやー
ビブリオ菌は気温が高いと増殖しやすいから魚の調理は注意しないとね!
ビブリオ細菌
海中にはビブリオ細菌が生息しており、魚介類に付着しています。
そしてビブリオ菌に汚染された魚介類を生食(刺身等)したり、調理器具を介して汚染された食品を食べると腸炎ビブリオを引き起こします。
ビブリオ菌の特徴
- 水温が15度以上で活発化
- 食塩濃度が高いところで増殖しやすい
- 低温では増殖しにくい
- 真水・熱に弱い
腸炎ビブリオの症状
主に下痢を伴った堪え難い腹痛、発熱、嘔吐、吐き気がみられます。
処置としては特別な治療は無く、対処療法等で数日様子をみれば回復します。
絶対食中毒なりたないわー
そうだね、だから今からどうすれば腸炎ビブリオを防がことができるか教えるよ!
腸炎ビブリオの感染予防
魚介類を低温に!
ビブリオ菌は10℃以下では発育しないため、釣った魚や、スーパーで買った魚介類は低温で持ち帰れるようにしましょう。
クーラーボックスや保冷バッグで持ち帰ろう!
夏場の釣りは氷すぐ溶けるで多めに持ってかないんでぇ!
魚介類は真水でよく洗う!
ビブリオ菌は真水に弱いので、魚介類の表面に付着している菌をしっかり水道水で洗い流しましょう。
魚屋さんが捌く時、水出しっぱなしで捌いてるの見たことないか?アレはビブリオ対策でもあったんやな!
ちなみに僕は3枚におろす前に水道を止めるよ。そうしないと浸透圧の関係で身がボロボロになっちゃうからね!おろした身をサッと洗ってすぐ水気を取れば問題ないですけど。
食材を十分に加熱する
ビブリオ菌は加熱調理で死滅するので、食材の中心までしっかりと加熱しましょう!
中心まで加熱できてるか調べる便利グッズがあるよ!
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コレで肉も魚も加熱はバッチリやな!
調理器具を分ける
腸炎ビブリオは魚を触った手指や調理器具を介した生野菜の二次感染によるものも多く見られます。
例えば、魚を調理した後、同じまな板でキュウリを切って塩揉みをすると、塩分が大好きなビブリオ菌が増え、食中毒に繋がります。
コレらを防ぐために調理器具を分けることをオススメします。
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我が家はこの4枚セットのまな板で肉、魚、野菜、加熱用をしっかり分けて調理しています!
まとめ
腸炎ビブリオ対策として、低温保存、十分な加熱、真水での処理、二次感染予防をしっかりと行いましょう!
魚買ったら寄り道せんと家帰ってすぐに冷蔵庫入れるんやでー!
お刺身も食べる直前に冷蔵庫から出すようにしよう!
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